ファミリーキャンプ初心者が最初に揃えるべき持ち物リスト

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私達がキャンプを始めたのが約6年前となりますが、いきなり全部揃えるとなると膨大な金額がかかることが分かり、とりあえずは最低限必要なものを買ったことを思い出します。

かずこ

キャンプ道具全部揃えたら一体全部でいくらになるのよ・・


キャンプって、4人家族でも1泊5,000円~で安く楽しめる!と感じますが、道具を全て揃えるとなると本当にピンキリで、最初からはりきっちゃうと逆にお金がかかるんですよね・・。そして、キャンプへ行く度に、欲しい道具が増えていきます。笑必要なキャンプ道具は人それぞれ変わるところもありますが、自然の中での時間を楽しむために、必要な物・最低限の装備は事前に準備することが必要です。こちらでは下記リストをもとに1つずつの道具について紹介していきたいと思います。
いざという時に困らないよう、忘れ物防止のためにお役立てください~

■最低限必要なキャンプ用品リスト
・テント
・タープ
・ペグ&ハンマー
・グランドシート
・寝袋
・マット
・チェア
・テーブル
・クーラーボックス
・BBQグリル

目次

テント

寝室となるテントは、1泊~するなら必須アイテムです。
テントといっても、形・大きさ・素材などなど、様々なブランドから多くの種類のテントが販売されています。
キャンプ道具の中でもかなり高額なものにもなり、長く使うものであるため、自分達のキャンプスタイルに合ったテントを選んでいきましょう。
様々な形のテントがありますが、初心者におすすめのテントとして、オーソドックスなドーム型と2ルーム型にしぼって紹介します。

ドーム型

多くのドームテントは2本のポールをテントのトップ部分で交差させて立ち上げるシンプルな構造のため設営も簡単で、種類も豊富なため選択肢も幅広く、キャンプを始める人には人気の高いテントです。
前室=リビング部分はないので、タープを別に購入する必要があります。
タープ、なくても大丈夫!って強者もいるかと思いますが、紫外線や雨風を避けられないのでは、ファミリーキャンパーとしては厳しいですね。。

出典:コールマン公式オンラインショップ

こちらのコールマンタフワイドドームは、コールマン大定番のドームテント。我が家使用のテントです。
300cm×300cmという広々空間な上、天井高185cmと高く、かがまなくていいのでとても快適!設営も1人でできるのでいつも旦那さんが1人でササっと設営してくれてます。
4人で寝て4人分の荷物を置いてもまだ余裕があるサイズなので、ゆったり快適に過ごせますよ。

2ルーム型

2ルーム型は、簡単に言うと、タープ=リビングと寝室が一体化されているテントです。
寝ても起きても、すぐ隣にリビングがあって気軽に行き来できるので、自宅にいるかのようにくつろげるのが魅力ですね。
虫の侵入や紫外線・雨風も防いでくれて、安心・快適なキャンプをすることができます。
ただ、2ルームある分重量が重く、設営も1人では難しいところがネックではあります。

出典:コールマン公式オンラインショップ

こちらのコールマンタフスクリーン2ルームハウスも、コールマン定番の2ルーム型テントです。
2ルームでありながら1人で設営できるアシスト機能がついており、メッシュ・オープン・クローズと、天候に合わせてスタイルを変えられるリビングスペースは広く快適に過ごすことができます。

かずこ

テントの選び方については別記事に詳しく書いているので、
良かったらチェックしてみてね♪

タープ

出典:コールマン公式Instagram

タープは、リビング=1日で1番長く過ごす場所 を、快適に過ごすための屋根の役割をするものです。
デイキャンプなら必要ではないこともあるかと思いますが、天候の変わりやすいキャンプ場では強い日差しや雨風から守れないと、1日快適に過ごせません。
タープもまた、形・大きさ・素材などなど、様々なブランドから多くの種類が販売されていますが、タープは構造的に大きく分けると、オープンタープとスクリーンタープの2種類に分けられます。

オープンタープ

オープンタープにも、ヘキサタープ・レクタタープ・スクエアタープ・自立式タープなどいろいろな形があります。
オープンタープのメリットは、何と言っても解放感。基本構造は布とポールのみのため壁がないので、自然の空気や景色を思いっきり楽しむにはオープンタープかと思います。

出典:コールマン公式オンラインショップ

こちらのコールマンXPヘキサタープ/MDXは、コールマン定番ロングセラーのヘキサタープです。
メインのクロスポールはシングルロープで簡単に設営でき、初心者の方でも安心して使用できます。
我が家も以前このタープを使用していて現在はスクリーンタープなのですが、やはり、解放感があって肌で自然を感じられる楽しさはヘキサタープが勝ります。

スクリーンタープ

出典:コールマン公式オンラインショップ
出典:コールマン公式オンラインショップ

こちら、コールマン・タフスクリーンタープ/400 は、天候に左右されず、快適にキャンプができるタープです。
頑丈なアルミ合金製ポール採用で、日差し・紫外線はもちろん強風や雨からも守ってくれるので、天候の変わりやすいキャンプ場ではかなり重宝するタープで、我が家も現在使用中のタープになります。

かずこ

タフスクリーンタープ/400については別記事で詳しく書いているので、良かったらチェックしてみてね♪

かずこ

タープの選び方についても、別記事で書いています♪

ペグ・ハンマー

テントとタープが用意できたからと安心してはいけません。それらを張るためには、風で飛ばされないよう固定するペグとペグを打つハンマーが必須となります。
テントやタープを購入すると、プラスチック製のペグが付属してくる商品もよくあるのですが、付属のものはほとんど使えないと思った方がいいかと思います。プラスチック製では地面の柔らかい場所でしか使えず、大抵地面が固くて入らない・・といったトラブルに合うことがあるので、ペグは別途購入するようにしましょう。ペグにも様々な種類がありますが、スチールペグ・鍛造ペグがあれば安心かと思います。

グランドシート

グランドシートとはテントの下に敷いて使用するもので、地面とテントの摩擦による傷・汚れや浸水を防ぐためのもの。
サイトには小さな石などがごろごろしているので、テントをそのまま設置してしまうと、傷ついたり穴があいてしまう可能性があります。また、雨天時・朝晩の気温差の結露で浸水してしまうこともあり、テントを長持ちさせるためにも、できるだけ使用した方がいいアイテムです。
グランドシートはテントよりも10cm程度小さめを選ぶ必要があるため、テントと同じブランドのものを選ぶのが無難でしょう。この理由は、グランドシートがテントからはみ出るとグランドシートに雨水が溜まってしまい逆効果になるからです。
ブルーシートでも代用可能ですが、その場合にもテントよりも少し小さめに折って設置するようにしましょう。

また選ぶときには耐水圧も見るようにしてください。
耐水圧の数値が高いほど浸水しにくいですが、通常であれば1500mm以上を目安にすればOKかと思います。

寝袋(シュラフ)

1泊~するなら、布団はかけて寝たいですよね。
自宅で使用している毛布や布団を持って行っても何ら問題はないですが、ただでさえ荷物が多いキャンプに布団も・・ってなると、相当かさばります。それが4人分とかってなるとすごい荷物になるので、コンパクトな寝袋を用意しておくのがやはりおすすめです。
寝袋にもいろいろ種類があるのですが、計上では、代表的なものでは封筒型とマミー型の2種類に分けられます。
また、寝袋を選ぶにあたっては、形状・温度設定・中綿の材質 の3つのポイントが重要になってきます。
こちらでは、この3つのポイントをもとに説明していきたいと思います。

形状

大まかに分けると、封筒型とマミー型の2種類に分けられます。

■マミー型

出典:コールマン公式オンラインショップ
出典:コールマン公式オンラインショップ

マミーとは、ミイラを意味しています。その名の通り、寝袋がすっぽりと体を包み込む形状となっており、顔以外の部分を覆う形をしています。体温が逃げにくく保温性に優れているので、寒い時期のキャンプに適している寝袋です。
また、軽量でコンパクトに収納できるため、車載にスペースを取りません。
ただ、体に密着するので窮屈に感じる人もいるかと思いますし、夏場はちょっと暑いかなと思います。
自宅で寝ている時の感じと違うので、寝心地を重視する人には不向きかもしれません。私がそうなので、封筒型を使用しています(^-^;

■封筒型(レクタングラー型)

出典:コールマン公式オンラインショップ
出典:コールマン公式オンラインショップ

封筒型は、サイドにファスナーがついている長方形となっており、ファスナーを全部閉じて体をすっぽりと入れることも、広げて掛け布団にように使うこともできて、温度調整のしやすい寝袋です。
ファスナーを調整することでブランケットや敷布団代わりにもなって、使い方のバリエーションが豊富です。
中の空間が広いので圧迫感がなく、布団のような寝心地で寝返りも打ちやすい反面、マミー型よりも保温性には劣ります。また、収納サイズもやや大きくなります。

寝心地重視なら封筒型、収納サイズ重視で寒い時期にもキャンプへ行くならマミー型かな、と思います。

中綿の材質

寝袋(シュラフ)の中綿は主に化繊とダウンの2種類があります。

■ダウン
ダウンはとても軽くて寝心地がよく、圧縮性が高いので収納がコンパクトで良いですが、価格が高めです。また、水に濡れるとカビが生えやすいので保管に注意が必要。
ダウンなので保温性も高く冬キャンプにも耐えられるものが多いですね。

■化繊(化学繊維)
化繊は保温性が高くて耐久性も高い上に価格もお手頃なものが多いです。また、丸洗いできるものが多いので、お手入れも楽かなと思います。我が家も化繊ですが、保管などにも気を使うことなくガシガシ洗濯もできるのでおすすめです。ただ、収納はダウンほどは小さくならず、ある程度かさばります。

設定温度

寝袋には素材や形の違いだけでなく、それぞれに設定温度があります。
大半の寝袋(シュラフ)は、「快適使用温度」と「限界使用温度」を表記しており、それぞれの意味は以下の通りとなります。
■快適使用温度:寝る環境がこの温度までなら、快適温度でに眠れる
■限界使用温度:寝る環境が快適使用温度からこの温度までの範囲は、ギリギリ使えるけどちゃんと対策しないと寒い
目安として、夏用は5~10℃、冬用なら-5℃以下、3シーズン用なら-5℃~5℃を基準に選ぶと良いです。
とくにキャンプ地のある場所は夏といっても夜冷え込む場所も多いので、3シーズン用をおすすめします。
キャンプする環境の温度よりも、+5度の温度設定のものを選ぶと安心ですよ。
キャンプに慣れてきて、真冬にも行きたい位にはまったら、-5度以下でも対応できる寝袋を購入するといいですね。

チェア

キャンプにおいて座っている時間はかなり長いため、やっぱりチェアに座りたいですよね。
敷物などを敷けばなくて絶対に困るものではありませんが、食事の時・調理の時・焚火で薪をくべる時・・など、チェアがなくては不便ではあります。
また、チェアを選ぶ際には、キャンプスタイル=テーブル+チェアの高さ に合わせて選ぶ必要があり、キャンプスタイルは、「ハイスタイル」「ロースタイル」「お座敷スタイル」の3種類に分類されます。
こちらではそれぞれのキャンプスタイルごとのチェアについて紹介していきます。

1. ハイスタイルのチェア

キャンプでも、自宅のダイニングテーブルで過ごすのと同じ感覚で過ごしたい人におすすめ。
立ち座りも楽にできて、いろんな作業をする場面が多いキャンプでは最も動きやすいチェアだといえます。

こちら、コールマン・レイチェアは、3段階に調節可能なリクライニング機能がついていて用途にあわせて使い分けが可能でカラー展開も豊富なチェアです。
いろいろな作業を行うキャンプシーンではとても便利で、私の現在愛用チェアでもあります。

かずこ

レイチェアについては別記事で詳しく書いているので、
良かったらチェックしてみてね♪

2. ロースタイルのチェア

地面が近いことから、足を伸ばしてリラックスしたり焚火で薪をくべる・焚火やBBQコンロで料理する人などはロースタイルのチェアがいいでしょう。子供用チェアとしても最適です。

こちら、コールマン・コンパクトフォールディングチェアは、コンパクトでありながらフレームもしっかりとしていて座り心地の良いローチェアです。
コールマン定番のチェアで人気を博しており、カラーバリエーションも豊富です。

かずこ

コンパクトフォールディングチェアについてはこちらの記事に詳しく書いているのでチェックしてみてね♪

3. お座敷スタイルのチェア

レトロな言い方だとちゃぶ台に合わせて座るようなイメージなので、チェアは無しか座椅子になります。
地べたにずっと座っているのは腰がつらい人などは、座椅子があるといいですね。
あんまりメジャーではないですが、アウトドアチェアにも座椅子の種類はいくつかあります。

こちら、コンパクトグランドチェアは、座面にクッションが入っていて地面の硬さを感じることなく座り心地の良い座椅子です。
背もたれもしっかりしているので、寄りかかっても安定性があります。

かずこ

キャンプスタイルに合わせたチェアの選び方はこちらの記事に詳しく書いているので、チェックしてみてね♪

テーブル

出典:スノーピーク公式オンラインショップ

キャンプで食事や料理をする時、焚き火を囲む時など、様々なシーンで使うテーブルもチェアと同様必要なアイテムですよね。
テーブルにもいろいろな用途に合わせた種類、メインテーブル・キッチンテーブル・焚火テーブルなど、いろいろありますが、まずは家族で囲んで食事や団らんができるメインテーブルから購入するのがいいかと思います。メインテーブルさえあれば、キッチンテーブルはなくてもメインテーブルの上で調理はできるし、大は小を兼ねる!で、兼用できますよね。

かずこ

4人家族だったら、120×80くらいがおすすめ♪


そしてこちらもまた、チェアの項目で説明したスタイルによって選択するテーブルも変わってきます。
ロースタイルだったら高さ40cmくらいのローテーブルを、ハイスタイルだったら高さ70cmくらいを選べばいいのですが、私がおすすめするのは、ハイとローを調整できるテーブルです。
高さ調整可能なテーブルはたくさん出ているので、お好みのものから選べるかと思います。

クーラーボックス

絶対にないとダメってものではないですが、やっぱりキャンプに行ったら冷たいビールやコーラが飲みたいですよね??
また、ある程度調理をするならば食材を保冷しておかないと傷んでしまいます。
ディキャンプならソフトクーラーでも何とか持つかと思いますが、1泊~するなら、しっかり保冷できるハードタイプのクーラーボックスが必要です。
また、人数や食材などに合わせた大きさのクーラーボックスを選ぶことが重要となります。大きすぎても邪魔になるし小さすぎても足りないし。。持って行く材料により分かれるところではありますが、目安として4人家族だったら60L前後のものが1つあると便利かと思います。
我が家では、ビールや酎ハイをたくさん飲むし料理もあれこれとしたいタイプなので、飲み物・食材は多め。クーラーボックスは2個使っており、36Lに飲み物・26Lに肉などの食材を入れて持っていきます。

BBQグリル

BBQグリルも絶対的に必要なものではないですが、キャンプへ行ったらやっぱり炭でバーベキューしたいですよねっ!!
自宅で使っているカセットコンロを持って行けばある程度の調理はできますが、キャンプの醍醐味である炭で焼いたお肉は格別に美味しいので、できればあってほしいところ。
バーベキューコンロはいろんなブランドから様々な商品が出ていて、安いものでは2,000円台とかで買えるので、検討してみるのもいいかと思います。

とりあえず全部レンタルという選択もあり

テント・タープから最低限揃えたいものを紹介してきましたが、キャンプで必要なものって思っているよりホントたくさんあって、金額的にも、1つ1つの商品を探す労力も、かなり大変なものですよね(;´∀`)
もちろん金銭的に余裕のある人ならまとめて揃えられるけど、私のように庶民にはいっぺんに全部揃えるなんて無理無理!

かずこ

最初は必要最低限で、徐々に揃えていくのもキャンプの楽しみの1つです♪


また、商品を購入する際にも、1度使ってみてから購入できたら。。と思う人もいるかと思います。
そんな人には、キャンプ用品レンタルサービスがおすすめです。
キャンプ場でもレンタルを扱っているところはたくさんあるので、キャンプ場で利用するのもいいと思います。
また、キャンプ用品を扱っているお店もたくさんあるので、1度利用してみるのもいいかもしれません。

まとめ

ここまで、キャンプで最低限必要だと思うキャンプ道具について紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
それぞれの家庭で揃えるものは違ってくるだろうし、家の中に代用できるものもたくさんあるかと思います。
なるべく低予算でキャンプを始めるためには、まずは、家にあるものでキャンプで使えるものからピックアップして、本当に必要なキャンプ道具から揃えていくのがいいですよ。
我が家はキャンプにはまっていくにつれてほしいキャンプ道具は増えていく一方で、、お金がいくらあっても足りません(泣)

この記事が、これからキャンプを始める人のお役に立てたら嬉しいです!

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