購入するタープの形はスクリーンタープに決まったけど、これもいろいろ種類があって決められない。。と思っている方におすすめしたいスクリーンタープが、こちらのタフスクリーンタープ400です。
タフスクリーンタープ400はナイロンやメッシュなどの壁がついているタープですが、構造的にはテントに似ていてテントと同じ要領で設営するので安定感が高く、雨風に強いので悪天候でも快適に過ごせます。
また、オープンタープほどの解放感はありませんが、スクリーンタープでありながらとにかく広くて、テーブルやチェアを置いても広々快適なリビングスペースを作り出すことができます。
こちらでは、我が家の愛用タープである、コールマン タフスクリーンタープ400 について紹介していきたいと思います。
天候に左右されず快適にキャンプができるタープだよ♪
タフスクリーンタープ400のスペック
商品名 | タフスクリーンタープ400 |
寸法(使用時) | 約400cm×約360cm×約210cm |
寸法(収納時) | 約26cm×約74cm |
重量 | 約12.5kg |
材質(タープ) | 75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) |
材質(ポール) | アルミ合金 Φ約16mm ジョイントフラップ/FRPΦ約7.9mm |
仕様 | キャノピー・メッシュドア・ベンチレーション・ジョイントフラップ・ストームガード |
耐水圧 | 約2,000mm |
付属品 | ペグ・ハンマー・ロープ・収納ケース |
定価 | 56,800円(税込) |
スクリーンタープは悪天候時や寒い時期のキャンプでも快適に過ごすことができるので、1つ持っておくと安心なタープかと思います。もちろん天気のいい時や暑い時期には、ヘキサタープの方が風が抜けて解放感があって気持ちがいいな~と思うんですが、秋冬は寒かったり、雨の時は吹き込んできたり、強風時は倒れてしまったり、、通年使用して安心なタープっていうとやはりスクリーンタープじゃないかなと思います。
このタフスクリーンタープ400はコールマン定番のスクリーンタープと言えますが、1人でも設営がしやすくてテントと連結することもでき、リビングスペースも約4m×3.6mと広々快適に使えます。
また、頑丈なアルミ合金製ポールを使用しているため、しっかりとペグダウンしていれば強風時でも安心感があります。
フルクローズ・フルオープン・フルメッシュなど、用途に合わせて使い分けできるところもポイントです。
設営&テント連結方法
設営・テントとの連結方法については、コールマン公式オンラインショップにとても分かりやすい動画がUPされています。
設営は1人でも可能ですが、2人いるとよりスムーズに作業できるかと思います。
我が家では、テントやこのタープはいつも旦那さんが1人で設営してくれるので私は少し手伝う程度で、リビングやテント内、キッチン回りなどの準備に徹することができております。
また、プラスチックのハンマー・ペグ・スチールペグが付属されているんですが、プラスチックのハンマーとペグはほとんど使えないと思ってください。スチールペグはやわらかい芝生でなら使えるかと思いますが、キャンプサイトは思ったより地面が固いことが多くペグダウンに苦労することもしょっちゅうあります。
別途鍛造ペグや専用のハンマーを用意しておくことが必要です。
各部の詳細画像
フルオープンで入口から見たところ。
正確に言うと6面のうち2面はオープンにならずメッシュのままなのですが解放感はあって風通しもいいです。
入口をフルオープンにするところ。
画像だとメッシュも一緒に巻き上げてますが、メッシュにする時はメッシュを残して外側の幕だけ巻き上げます。
くるくるっと巻き上げたら、このように止めていきます。
他の箇所も同じ要領で、フルオープン・フルメッシュなど、調整することができます。
外幕とメッシュの境目部分。
このファスナーを開閉することで、メッシュにすることができる。
上部のベンチレーション(換気口)部分。
右手に見えるつっかえ棒を立てることで開閉を調整します。メッシュになっているので虫の侵入もなく安心です。
天井部。ランタン等をかけるフック的なものがついていないのが残念ポイントかなと思います。我が家は磁石でつくタイプのフックをつけています。横着してフック取らないまま収納してたので錆びております。。
フルクローズの状態。
フルオープンの状態。
フルクローズ全体像。
スカートがついているので、寒い時期のキャンプでもフルクローズにしてストーブを置けば快適に過ごせます。
フルメッシュ全体像。
フルオープン全体像。
タフスクリーンタープ400 の特徴
室内が広い
リビングスペースのサイズが、奥行約400cm×幅約360cm×高さ約210cmあるので、オープンタープほどの解放感はないものの、4人家族だったら十分のスペースがあります。
幕内で過ごすことの多い夜も、幅があるので、メインテーブル・サイドテーブル・ストーブ・クーラーボックス等おいても余裕があります。
また、上記画像のようにポールを使用してフライシートのフロントパネルをアップライトすることで、タープ・前室のスペースが生まれます。リビングがある上にさらに前室があるので、リビング内をより快適に広く使うことが出来ますよ。
広いのでファミリーキャンプのみならず、グループでのディキャンプ・バーベキュー時にも大活躍します。
天候・気温などによりスタイルを変えられる
- 1. フルクローズ
-
秋冬の寒い時期のキャンプにはとくにフルクローズが大活躍します。
中にストーブを入れてフルクローズにすればストーブの熱がこもって冬でも暖かく過ごせます。(※幕内でのストーブ使用は一酸化酸素チェッカーを併用するなど注意が必要です。)
スカートもついているので、強風&雨になってもフルクローズにすればシャットアウトしてくれて、快適に過ごすことができます。
また、外から中が見えなくなるのでプライベートが確保されており、夜間に荷物を置いておいても安心です。(もちろん貴重品はだめですがっ)
一方だけ開けて一方だけ閉めるといった使い方もできるので、その時の外温や風の吹く方向などにより調整もできますね。 - 2. フルメッシュ
-
景色も楽しみたいし風も感じたいけど、プライベート感も確保したい・・って時にはメッシュが活躍します。
フルメッシュにすれば蚊帳の役割をしてくれて虫の侵入も防いでくれるので、虫嫌いなお母さんでも安心です。
オープンタープでは肌寒かったり風が強めの時にも、通気性を保ちながら寒さや風を軽減してくれるので、キャンプ場の景色を楽しみながら快適に過ごすことが出来ます。 - 3. フルオープン
-
スクリーンタープでもオープンタープのように風を感じて解放感がほしいって時には、フルオープンにすれば、四方から風が通って景色を楽しむことができます。この状態であれば、壁のないオープンタープほどの解放感はないものの、真夏でも風があれば快適に過ごすことが出来ます。
フルクローズ・フルメッシュ・フルオープンでも使えて1ヶ所だけ閉めるといった微調整もできるので、通年使える万能タープといえますね。
雨風に強く、天候に左右されない
タープに必要とされる耐水圧は1,000~3,000mmと言われていますが、タフスクリーンタープ400は、安心の耐水圧2,000mmです。また、強風に強いアルミ合金製メインポールがしっかりと支えるため、今までに大雨や強風にも何度も見舞われてきましたが、いつでも安心して過ごせています。
スカートがしっかりついているところもポイント。フルクローズにすれば、寒さ・風・雨をシャットアウトして快適に過ごせいます。
ただ、耐水圧2,000mmといっても撥水性には優れておらず使っていくうちに落ちていくので、1年に1度くらいは撥水スプレーをかけておくといいかと思います。
1人でも設営可能
一般的なスクリーンタープはサイズが大きくてポールも長く1人で設営することは大変なので、2人以上で設営するように想定されています。
設営方法は基本的にはドーム型テントと似ていて、2本のメインポールをテントのトップ部分で交差して、インナーテントの幕体に固定して自立させます。スクリーンタープの設営で異なるところは、テントよりも大きくなるため、メインポールとは別にセンターポールも通す必要があり、これを1人でやろうと思うと大変です。
ですが、このタフスクリーンタープには、1人でもスムーズに設営できるアシストクリップがついていて、このクリップを各ポールに差し込むことでポールを支える役割をしてくれるので、1人でも設営が可能です。
コールマンのタープやテントには基本アシストクリップがついているから1人で設営できるようになっているよ♪
我が家もこのタープなんですが、ほぼ旦那さんが1人で設営しており、その間に私はリビング・キッチンスペースの設営ができるので効率が良いです。
テントと連結できる
テントと連結をするためのジョイントトラップがついており、コールマンのドーム型テントはもちろん、他メーカーのテントでも、ドーム型なら大体連結できるかと思います。
連結することで、テント・寝室とつなげた広々空間を作り出すことができます。
タープは、奥行約400cm×幅約360cm×高さ約210cmあるので、テントと連結すると大きな2ルームテントといった感じで、一般の2ルームテントより広いリビングスペースを作り出すことができます。
収納時は重く大きい
スクリーンタープのしょうがないところではありますが、ポールが多い分大きくて重く、約12.5kgあります。
車を横付けできるオートキャンプ場なら問題ないのですが、車を駐車場にとめて荷物をサイトまで運ぶキャンプ場ではちょっと大変かもです。
夏は熱がこもって暑い
壁があるため、どうしてもオープンタープよりは風がぬけづらく、とくに風の少ない真夏日は暑いと感じます。
フルオープンにすればある程度しのげますが、真夏日で全く日陰がないキャンプ場では暑いかもしれません。
真夏でも、とくに夜涼しくなるキャンプ場は結構あるので、我が家は真夏でも気温の下がるキャンプ場を選んで使用しています。
まとめ
使用用途や環境に応じて万能に使えるタープでありながら、リビングスペースがとても広いタフスクリーンタープ400は、どんなキャンプシーンでも大活躍してくれるタープかと思います。
テントとの組み合わせで購入を検討される人も多いかと思うので、ぜひ参考にしてくださいね。
最後に、タフスクリーンタープ400のメリット・デメリットをまとめます。
いかがでしょうか?
テントとの連結ができるので、ぜひテントと組み合わせで検討してみてくださいね♪
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