バーベキュー以外のキャンプ飯を手軽に作りたい!
そんな人のために、ホットサンドメーカーは大活躍してくれます。
キャンプといえば、王道のバーベキュー!
バーベキューコンロで肉や野菜・いろいろな食材を焼くだけでめっちゃ美味しくて手軽ですよね。
でも、キャンプやバーベキューに複数回行っているとそればかりじゃ飽きてしまった・・ってなりますよね~
そんな悩みはホットサンドメーカーにおまかせしましょう。
ホットサンドメーカーが1台あれば、鍋やフライパンで調理するより手軽にいろいろなキャンプ料理ができちゃうんです。
ホットサンドだけでしょ、と思いきや、そのレシピも実は多種多様なんですよ。
今回は、キャンプで使えるホットサンドメーカーの種類・使い方・レシピや、おすすめのホットサンドメーカーについて解説していきます!
ホットサンドメーカーの基本的な使い方
ホットサンドメーカーの基本的な使い方としては、2枚の食パンで具材を挟んでプレスして焼く、という工程になります。
1. プレートの上にパンを置く
2. パンの上に具材を乗せる
3. 具材を乗せたパンにもう1枚のパンを置く
4. 上のプレートを被せてプレスする
5. 火にかける。焦がさないように、中火から弱火で両面まんべんなく焼くのがポイントです。
時々中の様子を見ながら焦げ目を確認して、きつね色くらいのいい焦げ目になってたら火からおろしましょう!
キャンプで使えるホットサンドメーカーの種類
ホットサンドメーカーにも様々な種類があります。
ベーシックな形のシングルタイプやホットサンドが1度に2個作れるダブルサイズのものなどいろいろな種類があり、それぞれ紹介しますので、順にみて行きましょう!
シングルサイズ
食パン2枚で挟むタイプの最もベーシックなホットサンドメーカーになります。
具材も多く挟めるので、数種類の食材を入れてもしっかり挟むことができてボリューム感のあるホットサンドを作ることができます。
また、上下のプレートを分割できるタイプが多いので、片面だけを使ってフライパン代わりに使うことができるのも大きなポイント。小腹が減ったからウィンナーちょっと焼きたい、とかなった時とかにとっても便利ですよ。
ハーフサイズ
食パン1枚を2つ折りにして具材を挟むタイプの、食パン1枚でホットサンドを作ることができるハーフサイズのホットサンドメーカーです。
これ確かに、子供や私でもそうですが、食パン2枚でホットサンドを作ると多いので、結局包丁で半分にして食べることが多いんですよね。
その点、このハーフサイズなら包丁いらずでそのまま、ちょうどいい量で食べられるのがいいと思います。
分割できるタイプも多くありますが、フライパン代わりにはちょっと小さいかもしれません。
難点を上げるとすると、ホットサンド以外の調理用途には向いてないかな、という点ですね。
ハーフサイズの中にも、上記画像の1枚焼きのもの、2枚を同時に焼けるものなどがあります。
ダブルサイズ
ダブルサイズはシングルサイズ2倍分の大きさとなり、食パン2枚で挟むホットサンドが2個作ることができる大容量のホットサンドメーカーです。
キャンプで家族4人分のホットサンドを作る時、シングルサイズで作る場合には一気に2個は作れないので、2回以上は作らないと足りなくて時間がかかるんですよね。とくに撤収の朝なんかだと、パパっと作れる感じではなくてちょっと大変と感じることも。
その点、ダブルサイズなら一気にボリューミーなホットサンドが2個作れるので、食べ盛りのお子さんがいる家族とかファミリーにはおすすめです。
こちらも分割できるタイプが多いので、シングルサイズよりも大きなフライパンとして使うこともできて大変便利です。
自分に合ったホットサンドメーカーを選び方
前項ではスタンダードなホットサンドメーカーの種類を紹介しましたが、実際にはたくさんの種類のホットサンドメーカーがあって選ぶのに悩んでしまいますよね。
ホットサンドメーカーだけ作れればいいという人もいれば、ホットサンドメーカーでいろんなキャンプ料理を作りたいっていう人もいるかと思います。
こちらでは、それぞれの用途に合ったホットサンドメーカーの選び方について解説していきます。
使用人数に合ったサイズを選ぶ
ホットサンドメーカーには、大きく分けて、
最もスタンダードな2枚の食パンで挟むタイプのシングルタイプ・1枚の食パンで具材を挟むハーフタイプ・2枚の食パンで挟んだホットサンドを2個作れるダブルタイプがあります。
コンパクトかつ使用用途が高いのはやっぱりシングルサイズかと思いますが、
ソロキャンプだったり、コンパクトなホットサンドが作りたいって人はハーフタイプで十分かもしれません。
フライパンとしても使用したいなら、やっぱりシングルかダブルですね。
ホットサンドメーカーをたくさん活用してある程度量のあるキャンプ料理を作りたい人なら、ダブルサイズが使えそうです。
焼き面の加工があるかどうか
焼き面にメーカーのロゴやマークの入っているものだと、焼く前からすでにかわいくてテンション上がります!
我が家使用のチャムスのホットサンドメーカーは、両面にチャムスロゴとブービーの異なる2つの刻印があって、綺麗に焼き目がつくとホントかわいいんです。
他メーカーからもいろいろな模様の商品が出ていますよね。その焼き目の可愛さにひかれて購入しちゃうって人もいるかと思います。
ただ、この焼き目、2枚のプレート双方に模様の凹凸があるため、ホットサンドでパンだけを挟むには問題ありませんが、具材を調理すると中に汚れが詰まります。。
歯ブラシで洗ったりすると落ちるんですが、ホットサンド以外に使う場合はフラットの方がいいかもしれません。
パンの耳がプレスされるか
ホットサンドの食感に違いが出るところでありますが、ホットサンドメーカーにはパンの耳をプレスできるタイプとできないタイプがあります。
プレスできるタイプは上記画像のように四辺の隙間がなく圧着する焼き上がりになるので、耳の部分がカリカリになり中の具材もこぼれにくくなります。カリカリ食感が好きな方にはおすすめ。
ただ、四辺が沈み込んでいる分、フライパンとして使う場合には焼き面が小さくなるので不向きとなります。
上下を分割できるかどうか
ホットサンドメーカーには、上下のプレートが分割できるタイプとできないタイプがあります。
分割できるタイプだと、小さなフライパンとして使用することもできるし圧倒的に洗いやすいのでお手入れが楽であるというメリットがあります。
洗いやすいという点は、洗い物が気軽にできないキャンプ場において重要な点になってきます。
キャンプ場で作りたい料理にもよりますが、ソロキャンプだったらフライパンを持って行かなくても分割式のホットサンドメーカーだけで間に合うこともあるでしょう。
ホットサンドメーカーおすすめ3選
CHAMS ホットサンドイッチクッカー
チャムスのホットサンドメーカーは、表面にはブービー・裏面にはチャムスロゴの焼き目がつけられて、SNS映えも間違いなしのおしゃれで可愛いホットサンドが作れます。
プレートの内側はフッ素樹脂加工が施されているのでこげつきにくく、上下のプレートが取り外しできるのでとても洗いやすくてお手入れも楽で、重量も約+520gと、軽くて扱いやすいんです。
また、深さがあるため、ホットサンドだけではなくいろんな料理にも使えるところもポイントです。
私はこのホットサンドメーカーではホットサンドを作る回数よりも、焼きおにぎり・ジャガバタベーコン・野菜の肉巻き・・などなどを作ることの方が多いです。
MADE IN JAPAN なところもポイント高いです。
燕三条 ホットサンドソロ
多くのホットサンドメーカーが食パン2枚で挟んで作るタイプなのに対して、食パン1枚でホットサンドを作ることに特化して作られたのがこちらのホットサンドソロ。
食パン1枚で具をクルリと包み込んだ、片手でパクっと食べられるコンパクトなホットサンドを作ることができます。
私もそうですが、女性や子供だと2枚で作るホットサンドは量が多くてそれだけでおなか一杯になってしまうんですよね。まぁ切ればいいんですが、その手間が面倒くさい笑
その点ホットサンドソロなら、作ってそのまま食べられるので洗い物も出さず便利です。
パンの耳を切らずにそのまま焼けるので、忙しい朝にピッタリ。弱火で約5〜6分加熱すれば、ふちはカリッと中はふんわり熱々の、ホットサンドができ上がります。
フチは個性的な波型になっていますが、これはしっかり圧着させるための最適な形を研究されている結果の波型になってます。
しっかりと具材を挟むことができて、フチはカリカリ食感を味わうことができますよ。
キャプテンスタッグ キャストアルミ ダブルサンドトースター(ウェーブ)
ホットサンドが2個同時に焼けるダブルタイプのホットサンドメーカーになります。
ファミリーキャンプの場合、シングルタイプのホットサンドメーカーだと一度に1個しか焼けないので、腹ペコの子供たちが次に焼けるのを待っていられなかったりしますよね。先に子供たちの分を1回で作ることができるのは忙しい朝にも嬉しいのではないでしょうか。
ウェーブ状の焼き目も食欲をそそりますよね。
横に長いため、パニーニなどの長いパンでホットサンドを作ることもできます。
また、分割もできるため、フライパンとしても使用できる点も便利なところ。チキンソテーやウィンナーも焼き目がきれいについて美味しく仕上がります。
分割できるので洗いやすく、フッ素加工が施しているため、お手入れも簡単です。
ホットサンドメーカーを使ったおすすめキャンプ料理
豚バラ肉を使ったホットサンドメーカーで作るキャンプ料理を2つ紹介します。どちらも簡単にできるのでぜひお試しを!!
とろーりチーズの肉巻きおにぎり
焼きおにぎりというと時間がかかりそうですが、
今回は市販の冷凍焼きおにぎりを使ってアレンジした、簡単にできるチーズ入りの肉巻き焼きおにぎりのレシピを紹介します。
材料 3個分
冷凍焼きおにぎり 3個
豚バラ肉スライス 3枚
ピザ用チーズ 適量
焼肉のたれ 適量
※仕切りのない我が家のシングルサイズのホットサンドメーカーに乗る量で3個ですが、
お使いのホットサンドメーカーに合わせて個数は調整してください♪
作り方
1. 冷凍焼きおにぎりを半分に切る。
キャンプ場に持ってきた時には自然解凍されているかと思いますが、ちょっと切りづらいので包丁を濡らしながら切るといいです。
2. 片側にピザ用チーズをできるだけたっぷりのせる。後で豚バラ肉で巻くので多少あふれそうでも大丈夫。
3. もう片方の焼きおにぎりをかぶせる。
4. 焼きおにぎり1個に対して豚バラスライス1枚分を巻いていく。
5. ホットサンドメーカーにのせて、焼肉のたれを両面にたっぷり塗る。
6. 火にかけて焼いていく。ホットサンドメーカーをひっくり返しながら、中火くらいでじっくりと。
途中豚バラ肉から油があふれ出てくるので、ひっくり返すときは火から外した方がいいかもです。キッチンペーパーなどで拭きながら焼くと、ある程度防止できるかと思います。
7. いい色に焼き色がついたら出来上がり!ぎゅっとするので、三角形はつぶれちゃいます。笑
お好み焼き風キャベツ焼
ホットサンドメーカーで作る簡単お好み焼きです。生地は小麦粉など使わず卵のみなので、お腹に溜まらずおつまみやお子さんのおやつにもちょうどいいですよ。
材料
キャベツ 8分の1くらい
豚バラ肉 100g
卵 1個
長ねぎ 適量 ※トッピング用
お好みソース 適量
マヨネーズ 適量
塩コショウ 適量
作り方
1. キャベツを千切り、長ねぎをみじん切りにしておく。
よりお手軽に済ませるには、スーパーで売ってるカット野菜で代用すれば包丁いらずです。
2. 豚バラ肉ひっつき防止のため、ホットサンドメーカー両面にオリーブオイルを塗っておく
3. ホットサンドメーカー片面に半量の豚バラ肉を敷く
4. キャベツをのせる。かなりこんもりしますが、プレスするので大丈夫。
5. 黄身がこぼれ落ちないように注意して卵を割り入れる。この後崩すので、黄身が割れても問題ないです。
6. 溢れないように注意して卵をキャベツ全体に行き渡るように混ぜて、塩コショウを適量ふる。
7. 残り半分の豚バラ肉を全体にかぶせるようにのせる。
8. プレートをかぶせて焼いていきます。
中火くらいで、ちょこちょこひっくり返して様子を見ながら焼いてください。
9. 両面こんな感じにきつね色に焼けたら焼きあがり~!お好みソースやマヨネーズ、ねぎや紅ショウガをのせて召し上がれ!
まとめ
今回は、キャンプで使えるホットサンドメーカーについて、種類・選び方・おすすめレシピなどを解説してきました。
ホットサンドはもちろん、ホットサンドメーカーを使ったいろいろなレシピがありますので、1台持っていればキャンプ料理のバリエーションが増えますよ!
ハーフサイズのものからダブルサイズのもの、その中でも様々な種類が販売されているので、自分の用途に合わせて選んでみるのも楽しいかと思います。
ぜひお気に入りのホットサンドメーカーを見つけて、キャンプ料理作りを楽しんでくださいね!